中本匠栄が初のビッグ決勝を決めた。準決11Rは前受けして清水裕友の番手で粘る。最終的に番手を取り切るとバックから踏み込んでいく。その上を捲っていった脇本雄太には離されたが2着でゴールした。「絶好調時でもビッグでは勝てないのに鎖骨、肋骨を相次いで骨折する中でよく勝ち上がれた」。伊東では3年前に頸椎(けいつい)を骨折する大ケガがあり出走を見送っていた時期もあった。「悪いイメージしかなかったけど払しょくできた」。決勝は4車結束する九州の3番手。前2人の自力型の動き次第で出番もありそうだ。
【伊東GⅡ最終日12R】中本 ビッグ初決勝
2020/9/21